こんにちは(*^-^*) 看護士の奥山美樹です。

今回はワクチンについて知識の再確認をしようということで院内セミナーを行ないました。 ところで、皆さんは何故ワクチンを接種をしていますか? もちろん可愛いペットの病気予防のためですよね!うちの子を病気から守りたいのは当然です。そして、ワクチンを接種するという事は犬・猫社会全体の為でもあります。みんなでワクチンを接種することによって、地域の抗病性を高めて伝染病の蔓延を防げるからです。ワクチン接種することは、うちの子のためだけではなく周りに生活している動物達や人のためでもあるんです!

この『みんなで病気を防ぐ』の1番の例は犬で接種する事が義務付けられている『狂犬病ワクチン』ではないでしょうか。狂犬病ウイルスの感染により世界では毎年多くの人・動物が亡くなっているのが現状ですが、日本では身近に感じないですよね。それはうちの子のため、地域全体のためにとワクチン接種を皆さんが行ってきた結果なのです(^^)

病院ではワクチン接種をする前に必ず健康状態を確認します。体温測定・聴診・触診・現在の状態をお聞きしたりしますが、少しでも気になる事がありましたら遠慮せずにお話ください。体調が悪いときはワクチン接種は避けるべきですし、元気がある時でも便が少しゆるい・少し食欲がない・異常に興奮しているなど状況によっては延期したほうが良い場合もあります。また、過去にワクチンのアレルギー反応があった場合は必ずお知らせください。この場合はワクチンの種類を変更したり、アレルギー反応を抑えるお薬を使用するなどの対処が必要です。それから、妊娠中は避けたほうが良いので、妊娠の可能性がある場合はご相談ください。

ワクチン接種後はしばらく安静にしてあげて、しっかり様子を見てあげることも重要です。ワクチン後のアレルギー反応は30分~1時間の間に出ることが多いので、この時間は特によく見てあげてください。この間に、嘔吐・下痢・顔が腫れてきた・ぐったりしているなど異常があったらすぐに病院に連絡してください。また、このような異常が出たときのことを考え、ワクチン接種は午前中か午後の診察の早い時間に接種することをお勧めしています。

ワクチン接種後2~3日は激しい運動とシャンプーは1週間控えること、ワクチンをしてから免疫ができるのには2~3週間かかるので、他の犬・猫との接触も控えておいたほうが良いそうです。 今回のセミナーではワクチンの必要性やワクチンプログラム、接種前・接種後の注意点など改めて確認することができました。ワクチン接種は定期的に病院に行くことになりますので、その際に現在の状況や状態を相談したり、健康診断などをするのも良いと思います。気になることがありましたら、どんどんお話してくださいね(^^)

看護士:奥山 美樹